いよいよ「GoToトラベル(GoTo2.0)」が再開するようです!
実施時期は2022年1月末を予定とのこと。
国家は、過去にない規模の財政出動を決めました。未成年への給付金支援などもここに含ま
れます。対象の方にとってはもちろんありがたいことだと思いますが、しかし、これは全て
の家庭にまんべんなく行き渡るものではありませんね。
では、多くの国民に公平に利用機会が与えられるもの、そうなると、やはり
「GoTo2.0」になってしまいそうなんです。
であれば、制度の中身を早くしり、家族とでもお友達とでも、旅行の計画を立てたいです
よね。受験で東京や地方に移動したい人も多いでしょうし。
経済対策の内訳
総額:55.7兆円 | |||
コロナ拡大防止対策 | 経済活動再開
危機への備え |
新資本主義対策 | 防災、国土強靭化 |
①病床確保 | ①ワクチン開発、治験 | ①10万円(18歳以下) | ①災害復興 |
②事業者支援 | ②GoTo 2.0 | ②看護師待遇改善など | – |
22.1兆円 | 9.2兆円 | 19.8兆円 | 4.6兆円 |
まず、経済対策はこんな感じのようです。総額55.7兆円と言われてもピンときません。
でも、自らで制度利用を選択、恩恵にあやかれる可能性があるのは、「 GoTo2.0」だけの可
能性が高いです。理解しておきたいですよね。
予算9.2兆円は、国民一人当たりに割り当てると7.7万円程度です。しかし、全額が国民に割
り当てられるのではなく、事業者支援などにも回されるはずなので、個人ならば最大2万円/
人くらいの補助金でも利用できれば御の字って設計でしょうか?
では、再開予定のGoTo2.0は前回と何が違うのか?現在議論されていることを踏まえて見て
みましょう。
GoTo2.0概要(案)
四人家族で平日に利用した場合の例です。このような違いが出ました。
前回 | 今回 | |||
割引率 35% | クーポン 15% | 割引率 30% | クーポン3,000円分 | |
1泊30,000円/人
(計 120,000円) |
お得額42,000円! | お得額18,000円! | お得額28,000円! | お得額12,000円! |
1泊8,000円/人
(計32,000円) |
お得額12,000円! | お得額 5,000円! | お得額 9,600円! | お得額 12,000円! |
お得額 合計76,200円 | お得額 合計61,600円 |
休日利用はクーポンを減額するなど、何らか制限が設ける見込みのようですね。
また、旧GoToについては、1人1泊2万円を上限、半額補助(35%の旅行割+15%分の地域ク
ーポン)などがあった為、割引を上限まで利用しようとする方が非常に多くなり、結果的に
高級で人気の宿・ホテルに人が集まる傾向が生まれてしまいました。これにより、一部では
蜜も発生し、コロナ対策にも綻びが出たと言われていました。
よって、GoTo2.0では、これらの反省を生かし、補助金設定の見直し、ワクチン検査パッケ
ージの導入、行動予定の提出など、複数の追加対策を取ることで、感染拡大を抑制しつつ、
地方都市までも含めた幅広いエリアで消費換気が起きるような制度設計にしようとしている
んですね。
まとめ
まえがきでもちょっと触れたんですが、今回のGoTo再開は学生にとってちょうど受験の時期
と重なるんですよね。10万円の給付を受けられる学生さんであっても、そうでなくても
、GoToを利用して東京で受験する学生、もしくは地方都市へ受験にいく学生、共に大勢い
ると思うんです。
学生、受験生はこれからの日本を支える原動力です。国民全体に「旅行に行きなさい!」も
いいんですけど、将来を担う多くの若者が、多くの選択肢を持てる、そんな夢を支えるGoTo
になってほしいですね。
・GoTo2.0は2022年1月末に再開予定、平日がよりお得!
・補助金は前回版より減額の見通し
・ワクチン接種パッケージの導入
・行動計画表の提出
・受験支援パッケージなど特別なものはなさそう
それでは「蜜」を避けて平日でクーポンGET、そして感染対策を忘れずに!