冬になると流れてくるCMの中に、「鼻うがい」ありますよね。これを見ているととても気に
なりませんか?イメージとしては喉うがいの鼻バージョンとは思うのですが、痛そう!怖い!
ツーンとしそう!子供にもいいの?等々、疑問が湧いてくるので、メリット、デメリットを
調べてみました。よく調べて納得ができれば、やってみようと思った矢先、秋の花粉のぶた
草とやらに鼻がやられてしまいそうなので先に実践してみました!
鼻うがいってなに?
小さい頃からの習慣で、風邪の予防と言えば外出から戻った際に手洗いとセットにしてやっ
ている「喉をガラガラ」するうがい。これは私たちにはなじみ深いですが、風邪のウイルス
や花粉などのゴミが付着しやすいのは、実は喉よりも鼻の奥の上咽頭と言われているのです。
喉うがいではここを洗い流すことが不可能!!だからこそ、鼻うがいが必要ということがわ
かりました!
鼻うがいでは上咽頭の汚れや菌を洗い流せることができて、喉のうがいよりもより効果的な
風邪・疾病予防につながるんです。
どうやるの?やり方は?
市販の洗浄液をお勧めしますが、ご自分でも作ることができるんです。
ただし水道水を使用する際には気をつけることがあります。
自分で洗浄液を作る時は濃度0.9%、40℃前後の人肌の温度にする。
(1リットルのお水に対して9グラムの塩を溶かす)
水道水を使用する場合、一度沸騰させたお湯を使用し、塩をよく混ぜて溶かし、人肌の温度
になったのを確認して使用する。
(水道水には雑菌があり、菌の繁殖リスクがあるため、沸騰させることで雑菌を減らし、ま
た塩の溶け残しを無くすため必ず沸騰させる)
使用する洗浄液容器は押し出し式の入れ物。そしてゆっくりと鼻から洗浄液を注入する!
実際、自分で洗浄液をつくってみたり、100円ショップで容器を買ってみたり色々と試して
みた結果、私のオススメはこれ!
ニールメッドの「サイナスリンス」
この洗浄液容器は簡単に洗浄液を吸い上げるので、下を向いたままでも鼻にすーっと入って
くれるので恐怖心もなく、オススメ。洗浄液を作る際の粉が小袋になって入っているので洗
浄液を作る手間のほとんどなく簡単です!
実際の洗浄方法はとても簡単です。片方の鼻に洗浄液容器の先を入れ、洗浄液を鼻に押し流
す。この時、喉に落ちてくる唾液や洗浄液を飲み込まないようにするために、「あー」とか
「えー」と声を出しながら洗浄するとよりスムージにでき、誤嚥防止になります!!
←これ大事です。
メリット
・1番のメリットはなんといってもやり終わった後の爽快感。花粉の鼻のムズムズや鼻風邪
の鼻詰まりも取ってくれてスーッとすること!
・鼻洗浄することで鼻の中の見えないほこりやウイルスをだして清潔に保つことができるこ
と!コロナ対策にも!
・鼻の粘膜をより良い状態にしてその状態を保つことで免疫機能を向上させること!
・結果的に鼻づまり・息苦しさ、後鼻漏などを軽減できるように!
デメリット
・失敗すると洗浄液が耳にまわり、中耳炎を起こすことがあると言われているため注意
が必要です。
・勢いよく注入してしまうと鼻の粘膜を傷つけるため、水圧も加減して注意する。
・1日に3回以内にする。これ以上やると逆に鼻の中の粘膜を傷つける可能性がある。
子供でも大丈夫?
大丈夫そうです!私のご紹介した「サイナスリンス」なら、上を向かずに、下や前を向いたま
まの状態で液体を流し入れることができるので、恐怖心も薄れ、嫌がりません。
またこの洗浄容器は力をいれずに片手で軽く容器を押すだけで使用できるため、慣れてきたら
子供一人でもできます。この爽快感を知ったらまたやって、と子供から言うほどのようです。
まとめ
商品の紹介っぽくなっているかもしれませんが、いろいろ試して見た結果、最も良いと感じた
ものを取りあげました。販売目的ではありませんが、実際に使用してみたら、予想以上に爽快
感でした。
今年は大方の専門家の予想を大きく裏切る形でインフルエンザも発生していませんが、コロナ
やインフルエンザ以外にも花粉症、アレルギーなどには日常的に警戒が必要ですし、コロナ対
策にもマイナスになることはないので、是非やってみてください!