カラス対策の時期到来!必要な対策あれこれ!

カラス

今日は、ちょっと地味ですが、身近な生活問題を取り上げます。何故ならば、来月あた

りから「カラスのゴミ荒らし問題」に見舞われる季節が始まるからです!!

実は悩まされている人も多いのではないでしょうか?

捕まえてしまえばいいじゃん!とか考えるのですが、実は捕まえてもいけないです。

というか、捕まえるのも簡単ではないですけど。。。

ゴミ捨て場や家の前に出したゴミがカラスに荒らされているシーン、自分のことなく

もほとんどの人が一度や二度は必ず見たことがあるはず!

他人事と思うことなかれ!いつ自分に降りかかってもおかしくないことです。

そんなカラスは、4月から増え始めます!ゴミ問題等に悩まされる前に、必要な対策

を知っておきましょう!

カラスの特徴・性質は?

都会でよく見られる、ゴミ問題の悪とされるカラスは「ハシブトガラス」と呼ばれる

のがほとんどです。良く聞く、「カア カア」「ガア ガア」ってやつです。

カラスは、鳥類の中でも脳が発達していることがわかっており、学習能力、記憶力が

ても高いと言われているのだそうです。

イギリスの研究によると、カラスの知能は人間の7歳の知能とほぼ同じ、という研究

結果が出ているそうで、驚きです。

他にも、硬い木の実の殻を割るのに、車道に殻付きの木の実を置いて、殻を車にひかせ

てから中身を食べるとか、固くて食べられないものを見つけると、水に入れてふやかし

てから食べるとか、、そして、なんと、一度覚えた人の顔は約5年は記憶しているのだ

そうです。視力もよく、人間の視力の約5倍 。 

人間が見る虹の色は7色なのに対し、カラスが見る虹の色は14色以上だそうです。

カラスのスキルってすごくないですか?なので、驚いてばかりではなく、カラスへの警

戒心を持とう!って話になるんです。

さらにさらに、カラスの意外な特徴というか、真っ黒で強そうな見た目とは違い、実は

小心者で警戒心が強いのだそうです。

「ガア ガア」と怒ったように鳴いているイメージが強かったので、カラスはすぐに怒っ

て人を威嚇していると思っていたので、小心者というのには少々驚きです。

カラスは捕まえても良い?

カラスは他の鳥類と一緒で、「鳥獣保護管理法」というものに守られているので、勝手

に許可なく捕まえて殺傷することなどは禁止されているんです。

卵やヒナを勝手にとってしまうことや、子育て最中のカラスの巣を壊したり、撤去する

ことすら原則禁止だそうです。

なので、例えカラスにゴミを荒らされて悩むようなことがあっても、捕獲して駆除とか

できないんです。

ゴミ問題に悩まされる時期

カラスは年に1回の産卵をします。繁殖期は4月から6月頃だと言われています。

そう、もうすぐなんです。そのため、この時期は巣やヒナを守ろうとすることで、本能

に人への攻撃が多くなるのだそうです。ヒナは2週間ほどで卵からかえり、その後、

巣立つまでに約1ヶ月程度要します。この頃のヒナはまだうまく飛べないため、飛び立

ってもすぐに道路や庭などの地面に落ちることがあるので、親鳥カラスは屋根や電柱な

ど上からヒナを見守り、周囲を監視し、威嚇しています。この時期が一番カラスの警戒

心が強くなると言われています。

また、カラスは早起きで早朝4時くらいから活動し始める習慣があります。そのため、

繁殖期、ヒナの巣立つ時期(4、5、6、7月)の早朝が要注意なんです。

生ゴミの回収は大抵の家庭では午前中が多いと思います。朝は何かと忙しいため、前日

の夜にゴミ出しをしてしまうと、朝にはカラスにゴミをあさられて、ゴミが散乱し、大

変なことになっていること、見たことありますよね?

特に生ゴミはゴミの散らかし以外に生ゴミ独特の匂いもあるため、さらに他のカラスを

呼び集める事になってしまうのだそうです(悪循環)。さらにナーバスになっているこ

の時期のカラスは、ときに人(特に女性)を襲うっ話も聞きますよね。

とても賢いカラスは、一度覚えたをゴミ集積所に、必ず舞い戻ってくるのだそうです。

そして、毎回ゴミを荒らされるようになってしまうんですね。

カラスよけ対策・グッズ

一般的に売られているカラスよけグッズは、ベタですが、

「ゴミネット」

カラスが簡単にゴミネットを取れないようにするために、ある程度の重さや重りのつい

たネットですね。巷でもよく見かけると思います。

「ディフェンスメルスプレー」

天然由来の成分でできているものでカラスの嫌いな匂いがあるので、ゴミ置き場やベラ

ンダにこれを吹きかけておくとカラスを遠ざけるのだそうです。

「ヘビウロコ」

カラスの嫌いな蛇のカラチをしたもの。カラスがこのヘビウロコを見ると、立体的に見

えるのだそうで、本能的に本物のヘビと認識して近寄らなくなりのだそうです。これは

紐で吊るすだけでOK。

「光って動くCD」

これも住宅地で見かけますが、ゴミ置き場の近くにキラキラ光るCDを紐に吊るしておく

だけでOK。カラスは動くものに警戒するため、紐で吊るすことが重要。

色々なグッズがあります。しかし、やはりベタでポピュラーなのは「ゴミネット」のよう

です。

ゴミネットにも茶色、黒、黄色など、様々な色のネットが売られていますが、特にカラス

のゴミの抑止力になるのは、黄色なのだそうです。

黄色はカラスの視界では見えにくい色だからとか。

カラスのゴミよけネットはほとんどが4ミリほどの細かな網目でできていて、カラスのく

ちばしが中に入らないように工夫されているのだそうです。

さらに、ゴミネット自体の重さに加え、ネットの周りのロープにはオモリが入っているの

で、カラスのくちばしや強風でも簡単にはめくれない仕様なのだそうです。

サイズによって値段も色々ですが、家庭用でしたら、45リットルのゴミ袋は余裕を持っ

て3、4個入る大きさ(1.5m×1.5m)で2,000円前後が相場のようです。これを高いと

思うか、後々の手間を考えると安いと思うのかはそれぞれですね。

ちなみに、私の実家は、

・生ゴミはゴミ袋の周りが見えないように新聞紙で覆い、開け口はしっかり縛る。

・ゴミ出しは朝起きてから出す。

・ネットの中に包み込むように入れる。

・ゴミネット自体をしっかり洗い匂いをとる。

(知らずのうちにネットにゴミの匂いがうつっているので、洗うことが重要)

・年末年始やGWなど、ごみ収集がなく、生ゴミが溜まってしまった時だけはゴミネット

にゴミ袋が入り切らないので、そのときはCDをゴミ置き場に近くにぶら下げる。

なんて方法で対策をとっているのだそうです。

まとめ

4月から7月(8月)はカラスが増える時期!

勝手に駆除してはいけない!

カラスの知能は人間の子供相当と思って油断することなかれ!

記憶は5年、視力は人間の5倍!恨まれるようなことはしないで!

対策は様々あるが、ベタな「ゴミネット」が有効!

こんな感じですね。夜ゴミ出しして朝起きたら散らかっている・・なんてことのないよ

うにしましょう!

 

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