メジャーリーグ・ア・リーグの大谷翔平さんがMVPを獲得しました！アメリカでは文句なし
受賞！っていう声が事前から多数でしたが、心配性の日本人は「本当に受賞できるの？」と
最後まで思っていた人も多いはず。受賞は本当にすごいですよね、おめでとうございます！
大谷はたった1年でアメリカ人の持つ100年以上にも渡るメジャーの常識を変えました！
でも、もう一人すごい日本人もいました。通訳の水原さんもすごいのですが、今日はそうで
はありません。本当にMVP受賞できるの？って思う日本人もいる中、発表当日の朝に号外を
印刷、上京して新橋駅前で「号外です！」と配布していた不思議なおじさんがいたんです。
この方、千万億さんという方です！「せんまんおく」ではなく、「ちまお」さんと読みます。
日本のMVPは千万億さん！
MVP発表の番組司会者たちは「大谷が野球を変えた！」とずっと興奮していました。ナ・リ
ーグは票が割れつつも、フィリーズのパーパーが2度目の受賞、家族や全ての支えてくれた人
への感謝を述べていました。
万票で大谷の受賞が確定、競い合ったゲレーロJrの所属するブルージェイズがチーム公式
Twitterで「祝大谷！」とツイートしていました。他のメディアも、
AP通信「他候補者の名前は書かせなかった」
CNN 「選択肢が一つしかなかった」
ワシントンポスト「サプライズなことではない」
マイクトラウト（エンゼルス同僚）「リトルリーグをメジャーで実現した」
などなど、100年以上も続くアメリカメ人のジャーリーグの常識を変えてしまうコメントが勢揃いしました。
でも、この時も千万億さんはせっせとお仕事、上京の準備をしていたのですね。
MVP級の仕事ぶりではないですか？でも千万億さんって誰？って思いますよね。
千万億さんは岩手日報の社長
社長は「東根千万億」さん。普通に読めば「ひがしね せんまんおく」？
凄い上昇思考の強そうなお名前ですよね。しかし、正しい読み方は、「あずまね ちまお」
さんとお読みするのだそうです。それにしても格好良過ぎるお名前です！
大谷の故郷、岩手県。盛岡市に地元紙「岩手日報」の本社があります。こちらの社長さん
です。
千万億さんは、1952年生まれ、1976年に早稲田大学卒業とのことなので、今年で69歳で
しょうか。「千万億」と聞いて最初に連想したのは「郷ひろみ」の「二億四千万の瞳」。
ぜんぜん関係なくてごめんなさい、でもなんか頭から離れなくてですね。
二億四千万 240,000,000
千万億 10,000,000,000,000,000？？
凄い、もはや桁数がわからない、桁違いのスケール！！「京」でしたっけ、
スーパーコンピューターが必要です！
そして、中国語を少々勉強したことがある私が「ちまお」さんと聞いて連想したのが
「ちんまんよお」。飲食店などに行った際に「ごゆっくりどうぞ」って意味で店員が使う
言葉です。
千万億社長は、「自書で御礼を書く習慣を大切に」とある岩手県内企業のインタビューで話
されています。この志が70歳手前になっても号外持って東京に来てしまう行動力の源になっ
ているんでしょうね。
私の名前は「10,000,000,000,000,000」って数字で名前が書けちゃうってことにユーモア
があります。
もし「ちんまんよお（清慢用）」って中国で言えば、ウケてサービスされるかもしれません！
本当、お得なお名前ですね。
ところで、千万億さんは19日に続いて、20日も連続で特別号外を出しているようです。
購読して少しでも岩手にお金を落としたくなリませんか？（笑
（号外より）
まとめ
大谷フィーバーに乗っかって、千万億さんと岩手日報さんにスポットライトを当ててみま
した。こういった地方紙があることはまだまだ知られていません。頑張って欲しいものです。
鶴は千年、亀は万年、岩手日報は千万億年（一体何年？）です！
東日本震災や、その他災害からの復興も全国各地で続いています。地方創生、地産地消とい
う言葉はよく使われるようになりましたが、本当の意味で地方に人やお金が流れ、日本全体
を元気にしていくモデル作りはまだまだ途上ですよね。
大谷翔平のアメリカでの活躍が岩手に還流。これほど素晴らしい地方創生はありませんね。
今後もこういった話題をたくさんお届けしていきたいと思います。
