コロナワクチン いよいよ3回目接種開始!交互接種ってどれがいいの?

3回目接種

そもそもなぜコロナワクチン3回目の摂取が必要なんでしたっけ?

接種時期は?前倒しって?対象者は?接種方法、効果は?交互接種って?

3回目開始!の報道があちらこちらで流れていますが、mRNAワクチンという未知のワクチン

の3回目の接種ですから、もう少し知識を持っておきたいと思いませんか?

どんな問題でも、完璧な回答には辿り着くことは容易ではありませんが、少しだけでも不安

が軽減できればと思います。

なぜ3回目が必要か?

結論から言うと、

「接種から半年程度で抗体量がピーク時の4分の1に低下する場合がある」

という研究結果が発表されたためです。

専門家によれば、ワクチンの防御効果の低下は想定内だと言っていますが、そもそも、イン

フルエンザなど過去に接種してきたワクチンでさえ、どのくらいの期間で抗体が減るか?な

んて考えたことも、話題にあがったこともなかったですよね。

なので、コロナ抗体の話題になった時、「こんなに早く抗体量って減ることがあるんだ」

って驚きました。

3回目接種時期、対象者

今まではコロナワクチンの接種の間隔を原則8ヶ月としていました。

しかし、今月からモデルナワクチンについて医療従事者、長期入院患者、高齢施設の入所者、

重症化リスクの高い方などを優先して6ヶ月の間隔に短縮するとされています。

順番としては

①医療従事者

②高齢者

③重症化リスクのある人

④職域接種

⑤一般の方

となります。

対象者は18歳以上とされています。

接種方法、効果は?

3回目の摂取量は2回目までの半分の量を接種します。

3回目にどちらのワクチンを打つべきか?

選択肢が増えることになりますが、

専門家は

「基本的にはどちらの場合であっても効果・安全性・副作用の程度に大差はない」

としています。

 

下記はアメリカで18歳以上を対象にした研究データです。

これは3回とも同じ量を接種した場合の中和抗体の値です。

理論上は倍率の高い方が抗体量が多いとい解釈になります。

 

1回目 2回目 3回目
モデルナ モデルナ モデルナ 10.2倍
モデルナ モデルナ ファイザー 11.5倍
ファイザー ファイザー ファイザー 20.0倍
ファイザー ファイザー モデルナ 31.7倍

 

この組み合わせ表を見る限りは、交互接種の抗体値の上昇で一番インパクトがあり良好だと

言えるのが最後にある31.7倍の抗体値をもつ交互接種とうことになります。

1.2回目のワクチンの副反応で、倦怠感、頭痛、発熱、腕の痛みなどなど色々な副反応を経験

した方は多いと思います(私も全て経験しました)。また同じような副反応が出る考えると

気が重いな、、、と思ってしまいます。

3回目だから大丈夫!1.2回目の副作用ほどはないだう!と楽観的に考えて覚悟すべきなの

か、どうしても悩んでしまいますよね。

アメリカの副反応報告システムというものによると、ファイザー社、モデルナ社ともに2回目

の副反応が一番割合が高く、3回目の接種後の副反応は2回目より低いと報告されています。

また一部の専門家の間には、抗体値の20倍と30倍も数字だけで見ていると差が大きく感じら

れますが、実際には抗体機能としての差異は小さいとも言われているようなので、どの組み合

わせの交互接種であっても抗体は十分につくと言っている方もいます。

まとめ

3回目の接種は、職域接種であっても集団接種や個人病院での接種であっても自分でどのワク

チンを打つか選択できるようにするとのことなので、

①ワクチンの抗体量を一番に考えるか?

②副反応を一番に考えるか?

先行接種される方々の情報も見ながら情報収集し、考えていければ良いと思います。

 

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