今冬は寒い!寒い冬に知っておきたい良い入浴方法とは?

ヒートショック

寒い冬の季節が本格化します。

12月20日に発表された「早期天候情報」では、年末頃から全国的に平年の気温を大きく下回

る日が増え、特に日本海側は大雪の日が多くなると予想されています。

冬場は言うまでもなく「しっかり温まる」ことが大事、暖まると言えば、「お風呂」。

せっかく暖まるのであれば、正しく、身体に良い温まり方を理解しておきませんか?

お風呂、入浴の効果

寒い日に、冷え切った体を湯船につけた瞬間に、手足、体の全てがジーンと温まって体の力

が抜けてとっても気持ちが良くなりますよね?でも入浴の効果はその気持ちの良さだけでは

ないんです!実はお風呂には私たちが思っている以上に体にとって良いこと、健康を促進し

てくれる効果があるんです。心身のリラックス以上の効果が期待できるそうです。

まずお風呂に入る入浴の効果の一つに「温熱効果」があります。これは体が温まると、自然

と血管が広がって血行が良くなります。そうすることで体内の疲労物質、老廃物が排出され、

疲労回復効果が得られ、新陳代謝もよくなります。新陳代謝が活発になると、体の内側から

も健康でキレイになれます!

お風呂に入るとスッキリするとか、疲れが取れると思えるのは、気のせいではなく、このよ

うに体の老廃物が排出されるからなんです。

せっかくの入浴。温泉なども楽しみな季節でもあります。手順をしっかり理解して、是非と

も楽しい生活を送りたいですよね。

半身浴、全身浴どちら?

入浴の際に、みぞおち、おへそのあたりまでお湯に浸かる半身浴か、

肩までお湯につかる全身浴か、でその作用は変わります。意外とあまり知られていません。

半身浴は

お湯に浸かる部分が少ないため、心臓への負担はかなり少なくなります。

38度から40度前後の少しぬるま湯で20分ほどゆっくりと浸かることで、じわじわと汗をか

き、発汗効果も高め、体の芯までしっかり温めてくれます。体の芯まで温まると血行が良く

なり、血液の循環がよくなります。さらに、ゆっくり温まることで、肌も温かくなって毛穴

も開き、老廃物を排出し、余計な皮脂を落とす効果、美肌効果もあります。

 

全身浴は

お湯の温度は40度から42度以下で少し暑めの温度に、肩の部分まで10分前後浸かります。

全身が浸かるため短時間で肩の疲労もとれ、肩こりの解消を促進します。体の全身のあらゆ

るところに水圧がかかります。そうすると、重たい水圧がマッサージの効果も引き出してく

れます。血液が心臓へと押し出せれ、血液の循環を促してくれます。また、肩までお湯に浸

かることで、浮力が働き、体がとても軽く感じられ、日中、緊張していた重力からも解放さ

れ体中の緊張を解き解してくれます。

このように半身浴、全身浴、ともにそれぞれの効果があります。

どちらも一回の入浴では効果はあまり感じることができません。自分でどちらの入浴方法が

体にあっているか確かめながら、少し継続して試してみてはいかがですか?きっと自分にあ

った入浴方法がわかってきます。また体を温めることによって免疫力もアップするようです。

知っておいて損はない話ですね。

正しい入浴手順

大人は1回の入浴で800mlもの水分が排出されることもあるそうです。

「浴室熱中症」と言う言葉もある通り、入浴前にはたっぷりと水分を補給する方が良いよう

です。お茶、スポーツドリンクなどでも良いようです。

そして、湯船に入る前に掛け湯をします。温泉などでよく見かけるシーンです。

掛け湯はマナーの為に行なっているのだけではなく、足元から掛け湯をして段々と心臓に近

づけて数回掛け湯をし、体をならしていくために必要なことなのだそうです。

入浴時。

ゆっくりとお風呂に浸かります。

しっかり温まったら、体を洗い、そしてまた湯船に戻り、冷えた体を温め直します。

できればここで少しでも水分補給をすることをオススメします。

入浴後。

入浴後、温泉後のビールは美味しいと言われていますが、ここではお水やお茶の方が体には

良いようです。とりましょう。お風呂で出てしまった水分をもう一度体に取り直そうという

イメージで少しずつ飲みましょう!

眼精疲労回復

リモートワークのパソコン疲れ、スマホ疲れで眼精疲労もとても気になりますよね。

お風呂に入る際に、タオルを濡らし、軽く絞って温かいタオルを目の上に数分置いておきま

しょう!(この時タオルで目を擦ったりしては絶対にいけません。目に負担がかかります)

目の疲れの原因は、目の周りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、疲労物質が溜まってしまう

ことなので、タオルをあてて血行をよくして眼精疲労も取り除きましょう!!

 

まとめ

日本人の生活習慣で入浴は毎日欠かせないものとなっています。

入り方、温度、時間などを少し工夫することで、冷え性の改善、体質改善、免疫力もアップ

され、無理なく簡単にお風呂の効果を得られます。いつもより疲れたな、と思ったらゆっく

りとお風呂に浸かって、お風呂時間を楽しんでリラックスしてみてください。好きな音楽を

聴きながら、好きな歌を歌いながら入ると心もリラックスしてきっとゆっくり眠れるそうで

す。

冬場は特に高齢者の方は入浴時に心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすヒートショックが増える危

険な時期でもあります。お風呂に浸かるときも、上がるときも、基本は「ゆっくり」ですよ。

 

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